コロナ禍の中で試される提案力!経営者の意思決定を
支援し信頼を深めるために(全国提案力コンテスト)、
先だって全国統一研修会も開催!(9月24日)
新型コロナウイルスの世界的流行により、多くの企業は経営悪化に苦しんでいます。ただでさえ日本の中小企業は消費の低迷、少子高齢化、人手不足に悩まされ、進まないIT化等生産性向上への対応が指摘されておりました。よってコロナ禍で受けているダメージも甚大です。
特に小売りや飲食等店舗経営、旅行・観光業、宿泊業等は相当な痛手を被っており、経営者は、現状を何とか踏みとどまりながら、今後の「事業継続」の可能性について、最悪のシナリオも含め判断していかなければいけません。
例えば現状のビジネスモデルのまま、経営の継続が厳しい場合は、「廃業」を考えざるを得ません。当然廃業にもある程度の資金が必要であり、従業員の生活もあります。併せてM&Aや事業譲渡等も検討する必要があります。
また、事業承継を検討していたタイミングであれば、普通に考えれば経営環境が一層厳しい場面での承継になることは明らかなので、一旦様子見や取りやめの方向に向かい勝ちでしょう。
ただし、後継者に一定の素養があれば、後継者の独自性/自主性を養う好機となり、withコロナに即した新しいビジネスモデルへの転換のチャンスでもあります。リスクを伴って社内を巻き込まざるを得ないため、社内の求心力アップや組織強化、若手や中堅社員のやる気を喚起する契機にもなります。
そこで、経営者と伴走する専門家としては何をアドバイスする(/できる)のか。誰も経験したことのない難局だからこそ、経営者と本当の意味での信頼関係が構築できるかもしれません。
JPBMでは、本年度の全国提案力コンテスト開催に当たって、現状のコロナ禍において、現場で苦しむ経営者に寄り添ってどんなアドバイスができるか考えていただきます。
また、このコロナ禍の環境のなかで、顧問先経営者に向けた会員専門家、JPBMの支援の在り方を考える第35回全国統一研修会も開催します。(9月24日(木)13:30~17:30)是非ご活用ください。