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経営支援セミナー開催、 コロナ回復への支援ノウハウ提示
去る11月10日に開催されました「JPBM経営支援オープンセミナー」では、コロナで傷んだ経営をどう立て直していくか、コロナ支援融資の返済が始まる中、その返済の原資は第一義に事業利益に拠らなければならない。その利益が将来どのように推移するか、新たな中長期シミュレーションシステムの活用により、その出口の見つけ方が解説されました。
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利益のシミュレーションとは取りも直さず損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書を作るということです。今回のセミナーでは、開発者の税理士・西野光則氏より、返済計画に合わせて15年の期間でシミュレートできる最新版の中長期経営シミュレーションツールの活用と実践について説明されました。
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中長期の事業計画策定ツールは、直近の決算書を基に入力する時間が概ね30分から1時間程度。シミュレーションは社長と会話しながらほぼ同様の時間で目途が立ち、占めて2時間もあれば15年のキャッシュフローができあがります。
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機能の特徴は、3段階にレベル分けして、ニーズに応じて使い分けできます。レベル1は損益計算書のみのシミュレーション、レベル2は損益計算書と簡易の貸借対照表およびキャッシュフロー計算書の作成およびシミュレーション。レベル3は更に詳細な数値による貸借計算書およびキャッシュフロー計算書を作りシミュレートできます。
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Excelを使用しており原則ほぼノーコストで利用でき、アレンジによって協調したいビジュアル(グラフや表)も挿入可能です。経営者様と、出来るだけ早く、きっちりした数値で未来像を描いてもらいたいといった願いが本システム開発の根本思想になります。
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後半に、実際にシステムを活用して関与企業様に役立てている沖縄のコンサルタント宮沢賢氏より、銀行より依頼を受け短時間で作成した案件の実物の提案書の解説や、現在活用しているモニタリングシステム、また新たなシステムとして、個人の時間数を業務ごとに割り出す日報ステム。介護業界のマネージャーに対して、面談業務強化を促すために、週および月単位で費やした面談業務の実績と対比により、大きな効果を生んでいる事例等が発表されました。
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今後、主体となる経営データ活用検討会をより活性化させ、各地で対応に苦慮している経営者の方々に具体的な対応策を提示できるよう、更に磨きこみを進めていきます。是非ご参加いただきながら、ノウハウ・ツールを共有し、悩める中小企業経営者の頼もしい味方となっていただければ幸いです。
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JPBMからのご案内
JPBM2022年全国統一研修会のご案内【11月22日(火)13:00~17:00】
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OSS会員研修等のご案内
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*会員新刊書籍ご紹介*
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【医療機関の事業承継 相談対応マニュアル】(新日本法規出版)発行
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<編著者※敬称略> ・JPBM医業経営部部長 松田紘一郎(公認会計士・税理士)
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<執筆:敬称略・順不同> ・株式会社グロスネット(JPBM会員) 代表取締役会長 松田紘一郎 取締役事業部長 原子修司(認定社会保険労務士) 取締役業務部長 今村顕(学術博士) 岡田雅子(FPコンサルタント) ・コンパッソ税理士法人(JPBM会員) 代表社員 内川清雄(公認会計士・税理士) 執行役員 依知川功一(税理士) ・税理士法人アーク(JPBM会員) 代表税理士 内野絵里子(税理士) ・照国総合事務所グループ(JPBM会員) 折田 建市郎(弁護士) ・弁護士法人東法律事務所(JPBM会員) 所長弁護士 東健一郎(弁護士) 宮川浩介(弁護士)
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発行人情報
• 編集・発行元:一般社団法人 日本中小企業経営支援専門家協会
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• 英文名:Japan General Incorporated Association of Professionals for Medium and Small Sized Business Management Ltd.(JPBM)
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• 〒102-0092 東京都千代田区隼町3-19 清水ビル3階
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• TEL: 03-6261-3121(代) / FAX: 03-6261-4520 / Email: info(at)jpbm.or.jp
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