企業のデータを活かして管理会計を実践、経営改善の身近な処方箋を是非ご一緒に!
JPBM経営データ活用検討会では、お客様の会社から生み出される経営データを基に、お客様を支援します。そのことで事務所の評価を高め,管理会計への取組と差別化を実現します。
加えて新型コロナで対応に困っているクライアント,金融機関・地域社会を支援します。その基になり手法は以下の4つのシステムツールになり、「スピードマネジメント」と名付けています。
【1】金融機関からの評価を得るモニタリング:①「予算実績検討ツール」
金融機関へ提出するモニタリングは3つあります。①月次,②予算実績検討,③資金繰り表です。①は会計事務所の本来業務です。
②の予実績検討は本来、商品別,得意先別,担当別に必要ですが、これを作成するためにはDXや販売管理ソフトの活用などで時間がかかります。月次がでれば売上は把握でき、過去の売上を内訳概況書から2期分入力しておけば売上ベースで実績検討ができます。
売上予算を作成しておけば進捗管理ができます。 本ツールは、月次ベースの予実績検討だけでなく,担当別や業務区分別の集計ができていればそのまま使えます。
【2】金融機関からの評価を得るモニタリング :②「資金繰り表」
金融機関へ提出するのは資金繰り表ですが,クライアントが本当に欲しているのは,資金シミュレーションです。
このシステムは、各クライアントが自由自在にシミュレーションできることが目的であり,結果として資金繰り表を自社でできるように支援する指導機能の発揮が事務所の差別化につながります。指導内容は,各社に合った(特有)の科目の設定,操作の説明,活用法の指導になります。
【3】すべては人の働き:③「日報時間管理ツール」
企業活動の全ては人の働きによって支えられています。この働きが高度化すれば生産性は上がり,利益は増加します。その働きが測定,評価されている企業は少ないと思われ、感覚的な評価になってしまいがちです。
この人の働きを正しく測定するのが日報時間管理ツールです。測定した結果をオープン(見える化・open)にすれば正しい評価ができるでしょう。業務区分のコーディング(業務を分類しコード化する)を一緒に検討し、集計結果をみて,作業時間の多い業務の理由を考えて継続か,改善か一緒に考えます。
不要業務や担当者毎の作業時間の量のバラツキ,内容のバラツキ等を日報結果で見えてきます。評価の高い担当者と同じような業務への取組と時間の使い方をすれば,新人や発展途上の社員の能力向上にもつながるでしょう。
【4】計画策定:④「中長期計画シミュレーション」
コロナ終息の目途が立たないので,金融機関の回収促進の動きはでていませんが、いまから回収用の改善計画を策定すべきです。
モニタリングの提出を要求とすると,社会的に顰蹙を受ける状況なので金融庁も金融機関も黙っていますが、コロナ資金は借入であって補助金ではありません。
コロナが一定の終息の兆しをみせれば,金融庁の意向を受けて金融機関は改善計画策定,モニタリングを要求してくるのは目に見えています。是非、今からお客様と中長期の改善計画策定に取り掛かってください。
JPBM経営データ活用検討会では、管理会計と具体的なツールで顧客支援を実践しています。お気軽にご参画ください。