地域医療の現場での対応が見えずらい状況において、JPBM医業経営部では専門家サイドおよび医療機関の生の声を交えたシンポジウムを開催しました。座長の松田紘一郎氏、シンポジストに特定社会保険労務士の原子修司氏、弁護士の折田健市郎氏、公認会計士の三橋留里子氏、社会医療法人社団光仁会事務局次長の牧野雅哉氏が登壇。シンポジストがそれぞれの角度から、制度の抱える課題や実務上の取り扱い、そして地域医療貢献に向けた制度の可能性等を議論しました。また、会場からも制度の論点となる人事労務や監事の立場と専門家のかかわり方などの問題点について、意見が交わされました。JPBM医業経営部では、今後当該制度の実務課題の研究、また医療法人の持ち分なし非課税移行、地域医療連携関連の実務支援等をテーマに、会員の英知を集め地域医療支援に向けた組織化を進めます。