「潮目が変わった」不動産市況、購入も売却も市況の動向や最新情報を意識しながら慎重な判断を!
2016年の不動産市況を占うとき、市場の潮目は変わった、と言われています。
日銀の異次元緩和や相続税改正により一定の市場が創出され、相続税対策等により金融機関の貸出残高も過去最高となりました。
ただし一般の消費意識は極めて防衛的であり、住生活コストを最大限抑える方向が見られます。
よって中古マンションやリフォーム需要が高まり、住宅関連設備のバリエーションも増えています。
賃貸市場は供給過剰で、都市部中心地以外の空室率は高まっています。
新築物件の価格はここ数年上昇しておりますが、高止まりをしており、今年がピークでオリンピックまでは持たないのではと言われています。
地価の格差も一段と進行しており、下落のばらつきも大きく平均値が意味を持たなくなっています。
昨年よりミニバブルと言われる不動産市況ですが、国際経済や政情も不安定感を増しており、更なる注意が必要です。
JPBMではデイリーニュースやWEB研修を通じて、定点観測としての最新不動産情報を提供しています。是非ご参考ください。