5月28日(木)13:30よりJPBM医業経営部会主催「医療新法人制度活用に向けた検討会」が開催されました。
第8回目となる今回は、部会外より4医療機関関係者の方々のご参加を得ながら、医療法人社団嬉泉会のユートピア事業部長兼葛病協地域医療連携部長の梅原光江氏より、民間で地域医療連携を進める取組の現状と課題等をご講義いただきました。
葛飾区内で16病院が参加する葛飾区病院管理協議会内に「葛病協地域医療連携部会」を今年3月に設置。
急性期治療を終えた患者の行き先をどうするか、いわゆる入院患者の出口問題に対する病院間の顔の見える連携体制確立を目指しているとのこと。
H/Pによる受入病床数情報等システムの構築や、在宅療養患者への搬送サポート等の状況が報告されました。講義後、今後予定されている「地域医療連携推進法人制度」への融合の可能性等が検討されました。
また、各地域の医療機関関係者より、新制度への各地の検討状況が意見交換され、地域ごとの特性により意識の相違も見受けられ、今後も制度の詳細を見極めながら、継続的な検討の必要性が確認されました。
7月18日(土)の全国統一研修会では、「地域医療連携推進法人制度」に関する行政サイドの基調講演も含めたシンポジウムを予定、是非ご活用ください。