中小企業のIT導入に後押し、「中小企業デジタル化応援隊」HP上で手続き完了
2020年9月から、全国の中小企業・小規模事業者を対象に、IT専門家が広域な分野でデジタル化関連のコンサルティングを行う際に、費用の一部を補助する「中小企業デジタル化応援隊事業」が開始されています。
当該公式ホームページ上では現在、「専門家の支援を受けて、デジタル化を進めたい中小企業」と「デジタルスキルを活かして、企業を支援したいIT専門家」を募集し、マッチングによるハンズオン支援が行われています。
要件を満たす支援提供を行ったIT専門家に対して、最大3,500円/時間(税込)謝金が事務局から支払われるしくみ。
よって中小企業は通常の時間単価から上記金額を差し引いた金額でデジタル化推進のための支援を受けることができるというものです。
10月30日より、当該HPが整備され、相談案件または支援計画(案)の登録~支援計画(案)の提案~連絡手段~業務委託契約締結~実施報告、謝金申請~報酬受取/支払まで、
全てWEBにて登録後、マイページ上で手続きが可能になり、より使い勝手が向上されました。日本商工会議所でも本事業を推進するため、デジタル化に関する様々なセミナーや相談会等を開催する予定。
コロナウイルス禍に伴って、テレワークやリモート業務、on-line会議等の普及により、PCや周辺機器等の需要が拡大しています。
2年ほど前から実施されているIT導入補助金の活用も進んでおり、感染対策支援と併せて、改めて積極的活用を検討する企業が増えているようです。
また、拠点を結ぶ通信の安全性や顧客情報漏洩等のリスクを回避するため、中小企業のサイバーセキュリティ対策も大きな経営課題として取り上げられ始めています。
取引先との信頼を得る要素としても重要なポイントとなり、支援制度を上手に活用しながらIT化を進める契機といえるかもしれません。
現在、JPBMグループは専門家事務所やクライアント企業への情報セキュリティ支援をより一層強化すべく準備中。ご期待ください。