去る11月8日(火)13:30~16:30中央大学駿河台記念館620号室において、医業経営特別研修「医療法人制度改正とその実務対応」をテーマに特別研修が行われました。(Jシェア参加含む)
第7次医療法改正による医療法人の経営実務への影響はかなり大きく、今回の研修では、その全体概要および諸規定の見直しの実務を事例に沿って詳細に解説されました。第一部はJPBM医業経営部会部会長の公認会計士・税理士松田紘一郎氏より、医療法人制度改正の全体像および法改正により新たに義務化された項目や、条件付きで義務化されたもの、経過措置等。また法改正による会議のあり方・比較表等、医政局指導官への照会も踏まえて解説されました。また第二部では、特定社会保険労務士の原子修司氏が、「医療法人の定款改正、4細則の見直しによる作成実務」をテーマに、定款変更の実務、定款3細則・任意細則の内容、役員の損害賠償責任・免除等に関して研修されました。特に定款変更の実務では定款新旧条文対照表から主な定款規定を抜粋し、定款変更をしない場合の影響も含めて解説されました。今後、医業経営部会では改正医療法に関して、12月初旬(予定)と来春に2冊の書籍発行を予定しています。併せて活発な研修・セミナーの開催を予定しております。ご期待ください。